いのちの電話 講演会

2006年10月27日 17:00

 今春まで数年間「社会福祉法人愛媛いのちの電話」というボランティア団体の事務局長をしていました。自殺予防を主な目的として電話で相談を受け付ける活動で、全国に49センター2分室があります。安全のため所在地を公表していないセンターもあって、そういうところはNTTの電話帳に載せてもらえませんので広報活動など苦慮しています。しかし、地道な活動ながらも長く続けていますので、知名度や認知度も上がってきているようです。ホームページを開設している所も増えてきましたから、電話番号だけでなく受信時間も調べやすくなっています。受信時間というのは、どのセンターも365日24時間体制を目指していますが、ボランティア相談員が少なく、まだそこまで取り組めないセンターも多いのです。日本だけで年間3万人以上の方が自殺で亡くなっており、悲しみや辛さに寄り添う活動は本当に必要とされているのですが・・・。何か活動をしてみたいとお考えの方がいらっしゃいましたら、いのちの電話の相談員もその選択肢の一つに考えてみてくださいませんでしょうか。けれども、始めに申し上げておきますが、時間とお金がかかります。養成講座を1年半から2年間受講しなければなりませんし、その費用も自己負担です。相談員になっても電話相談のほかに継続研修など各種の研修もあります。賃金、交通費も出ないと考えてください。また、相談内容の守秘義務はもちろん、自分が相談員であることも公には名乗ってはいけないのです(相談員を守るためですが)。しかし、しかしですよ、ほとんどの相談員さんがこの活動を通して成長しているといわれます。しんどいボランティアですが、やりがいがあるのです。もし、希望される方は、そろそろ各センターで養成講座受講生の募集が始まりますので自分のお住まいになっておられるところのセンターに問い合わせてみてください。問い合わせ先が分かりにくければ「日本いのちの電話連盟」のホームページを検索して、そこで各センターの連絡先を調べれば簡単に分かります。そうそう、今年11月23日(木:祝日)に愛媛県松山市で「いのちの電話相談員全国研修会愛媛大会 記念講演会」があります。松山近郊の方はどうぞお出かけください。場所は松山市総合コミュニティーセンターで、14時からです。もちろん入場無料です。講師は筑波大学名誉教授の村上和雄先生。演題は「生きている、それだけで素晴らしい〜眠れる遺伝子を目覚めさせよう」。私も聴きに行きます。
20061027170550.jpg



最近の記事