まるでディスコ

2006年11月07日 15:01

 昨夜天気予報を見ていると「明日は木枯らし一号が吹きます」と言っていました。確かに天気図は北風が吹き込んでくるぞという感じで、明日は冷え込みそうだと言う心配も頭をもたげてきました。けれども、「木枯らし一号」と言う何か可愛い響きの単語が耳に残って、むしろ楽しみに感じてしまいました。当然、現実ははそんなに甘くなく、昨夜からビュービュー激しい風が吹き、朝もあちこちから聞こえるバッタンバッタンという音で起こされたようなものです。「ま、新聞でも取りに行こう」と表に出たとき、何となく視界に入ったバイクは違和感を感じるものでした。「ギャーーーーー!!!!!」「むっ、娘の自転車が風でバイクに倒れこんでるーーーーーー!!!!!」あわてて走り寄ったのは言うまでもありません。よく見てみると、微妙なところに自転車のブレーキレバーだけが当たっていて、とりあえずボディーには傷が付いておらずホッとしました。きっとあの一瞬で白髪が百本ほど増えたはずです。そんなこともあり、うっかりしていましたが、今日は寒いのでした。特に今年は今日まで記録的に暖かい日が続いていましたから、なおさら寒く感じてきました。
 そこで、コタツを出すことにしました。私は以前研修で札幌に7ヶ月滞在した折に、ストーブで部屋を暖める快適さに目覚めたこともあり、コタツに執着はあまりないのですが、妻はコタツが好きですし、子供たちも喜びそうなので、丁度良いと出しました。するとどうでしょう。下の二人の子供たちは大はしゃぎ。もぐったり、上に載って立ったり、おもちゃを並べたり、コタツひとつでこんなに喜ぶとは。11ヶ月の三男は前に言いましたように最近やっと歩けるようになったばかりです。「やめなさい」といくら言い聞かせても上に上がって踊っています。ついこの前まで視界は地べたの高さだった訳ですから、コタツの上に立って周りを見渡す感覚と言うのは快感だったのでしょうか。もうすぐ3歳の次男も調子に乗って、二人でコタツの天板狭しと踊りまわっていました。音楽がかかっていたら、さしずめディスコのお立ち台です。「今日は寒いから上にもう一枚着なさい」と子供たちに妻が言うと「寒くない!」そりゃあそうでしょう。むしろ暑いよね。子供の頃読んだ「火のない焚き火」というお話を思い出しました。森の動物たちが「寒い寒い」と言って集まっていたとき、熊くんの提案で「火のない焚き火だ」と言いながら皆で走るという話です。暖かくなりたいと思ったものの、父にディスコはキツイので、隠れて腹筋して帰ってくると、子供たちはディスコをやめてトーマスで遊んでいました。
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