池田の桟敷

2007年10月01日 21:37

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 池田にある“小豆島ふるさと村”から“池田港”へ向かう途中に棚田のようなものがあります。石が綺麗に積み上げられているのを初めて見た時、あまりの美しさに車を止めて眺めたのを覚えています。
 その後ここを何度か通ったものの、田植えをしている様子も無ければ畑仕事をしている様子も無いので変だなぁと思っていましたのは確かです。
 最近になって、それは棚田ではないことを知りました。なんとそれは“桟敷”だったのです。よく見ると教育委員会の立てた看板があり、しかも、それは“重要有形民族文化財”に指定されているのでした。その看板にはこのように書かれていました。
「重要有形民族文化財 池田の桟敷
   昭和五十一年八月二十三日指定
 自然の地形を巧みに利用した切石積の傑作である。桟敷の規模は幅六十四メートル、六〜八段の階段からできており高さは約十五メートルもある。古代ギリシャの野外劇場を思わせる桟敷であり、秋祭の太鼓台や神輿の大練りを見物するために築かれたものと思われる。構築年代については立証すべき資料が見当たらないが、亀山八幡宮古図面から安政二(一八五五)年以前の築構と推定される。この桟敷の特色は規模の大きさもさることながら、桟敷のひとつひとつを村の有力者その他が占有していたが、後になってそれを売買できるしくみになったことである。なお亀山八幡宮の祭礼は十月十六日である。
 池田町教育委員会」


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