手に入れたもの

2011/04/07 Thu 20:53

ふね

 先日、ある方から聞かれました。

 「お父様はその後いかがですか?」 

 うっ、そうでした。

 父が大腸がんの手術を受けた、というようなことまで書いていながら、その後について何も書いてい無かったことに気づきました・・。

 その方は、私のブログをよく見てくださっていて、とても気にされていたそうです。

 ほんとうに失礼しました・・ということで、そのほかにも気にしてくださっている方もおられると思いますので、報告いたします。

 父のがんは結構進行していたようで、相当心配しましたが、おかげさまで手術は成功し、転移もないようだということで、念のための薬を飲みながらしばらく経過をみるということになりました。

 最悪の事態も免れて、結果的に家族全員ホッとしましたが、こんどは生活面での心配が急浮上してきました。

 郊外の団地に住んでいる両親は、ドライブが何より好きでしたが、年齢的に運転に限界を感じたらしく、数年前に免許証を返納しているのです・・。

 つまり問題は、郊外の団地に住んでいるのに車が無い訳ですから、こちらとしてはそもそもそんな生活は年寄りには無理じゃないのかと懸念していたのに加えて、このたびの病気の件が加わったということです。

 で、いよいよ無理ではないのかと、私たち子供三人は頭を突き合わせてとても悩んでしまいました。

 結局、下の姉の近所に引っ越してもらうことで落ち着き、先月上の姉夫婦の尽力で無事引っ越しも終わりました。

 実際、そこには親戚も多いということもあり、最初引っ越しに難色を示していた両親も手のひらを返したように喜んでいるようで本当にホッとしました。  

 いろいろありましたし、みんな結構しんどい思いもしましたが、最終的に一番良い形に落ち着いたみたいです。

 そして、何よりだったのは、手術前に父が洗礼を受けたことです。

 私たちが子供のころ、あれだけ教会に行くことを嫌がり迫害していた父が、「祈ってくれ」と言ったのも驚きましたが、そんなこととは比較にならないくらい、天と地がひっくり返るくらいの驚くべき出来事でした。

 下の姉家族が今までいろいろと関わってきた歴史があったようですが、それにしてもすごい。

 手術前に洗礼を勧めて、父がその気になったとみるや、速攻で自分の教会に諮り、あれよあれよという間に
病床洗礼の手はずを整えて実現させてしまったのです。

 嘘のような事実・・。

 今では日曜日ごとに姉家族と教会に行っているらしいのです。

 あの猛烈な迫害者だった父が・・。

 こんな日が来ようとは・・。

 病気をきっかけに、皆がいろんな苦労や不安や悩みにさいなまされたり、振り回されたりしてきましたが、すごい宝を父は手に入れてくれたようです。

 私たちもね。

 


 
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プライベート | コメント(10)
コメント
どんな苦悩や試練も、必ず何か意味があると言うことですね。
お父様、回復されて良かったですね。
これからもお大事にしてください。

今回の震災後、この試練は日本にとって・日本人にとって・
そして自分にとってどういう意味があるのかと考えています。
すぐに答えは見つかりません・・・
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キリスト教をそれだけ反対なさっていたお父様が、
病気をきっかけに信仰を持つ・・・
そのようなことがあるのですね。少し感動しました。

手術の成功、本当によかったです。
チューリップ さんへ
コメントありがとうございます。
必ずかどうかはわかりませんが、
今回は意味が見つかったということですね。
鍵コメントさんへ
ありがとうございます。
神様にすべてをゆだねる大切さを心底学びなおさせられました。
神様と教会に感謝です。
poplog さんへ
ありがとうございます。
いまだに信じられない出来事ですね・・。
まさに、こんな日が来ようとは・・です。
はじめまして。お久しぶりです
はじめまして。いつも私のブログに来ていただきありがとうございます。
昨日久々にブログを更新いたしました。
また少しずつ復活しようと思います。
宜しくお願い申し上げます。

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癒しグマ さんへ
更新おめでとうというかご苦労様です。
これからも楽しみにしています。
鍵コメントさんへ
それはそれは、ありがとうございます。
信じられない出来事でした。
そうですか、そういうお母様は
すでに神様の導きと祝福を感じますよ~。

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