自然のすごさ

2013/07/15 Mon 17:43

羽化してる

 自然ってすごいなと先日とことん思わされたので今日はそのことを書きます。


 梅雨が明けると連日の猛暑。あっという間にセミも地中から這い出し始めました。

 先日も会議に出掛けようとしたら、柿の木でセミが羽化し始めているではありませんか。

 突然、夏真っ盛りなんだなと実感しました。

 しかし、今年はなんだか例年と違います。

 何が違うかと言いますと、脱皮に失敗したセミの数が多いのです。

 もちろん、毎年脱皮に失敗して死んでいるセミはいます(教会の庭にはセミの幼虫がたくさんいるみたいです)が、それでも年に数匹です。

 梅雨明けからそんなに日数が立経っていというのにもう既に4匹見かけました・・。

 昆虫に詳しい友人に聞くと、やはり猛暑のせいらしいとのこと。

 猛暑の何がどういう具合で、どんなふうに脱皮や羽化に影響するのか分かりませんが、自然って過酷なんだなと改めて思わされました。

 庭先に脱皮出来ずに死んで転がっているセミがいるわけですから、子供と一緒に見る事も多々あります。

 昨年、子どもと一緒にセミの羽化を観察して、小3の息子は観察日記をつけたりしただけに、ちょっと切なくな
ってしまいます。

 つい先日、子供たちと出かけて帰ってきた時に、玄関先で転がって動かなくなっているセミの幼虫を子供と一緒に発見しました。

 どうやら、木ではなく玄関先の壁によじ登ろうとして落下し、玄関のアプローチに叩きつけられてしまったみたいです。

 もしかしたら、最後の力を振り絞って木に登るかもしれないと、淡い希望を抱いて脇にそっとどけておきました。

 翌日、見てみると、なんとそのセミは木に登ることはおろか移動することも出来ずに、そのまま地面の上で“脱皮してしまった”らしく、仰向けで手足はもちろん、中途半端に伸びた薄緑色の羽を動かすことも出来ずにそのまま死んでしまっているようでした。
 
 私は自然界の過酷さを考えさせられました。

 背中にほんの少しの割れ目を作るだけで脱皮できずに死んでいくのも哀れだったけれども、のた打ち回って脱皮するにはしたけどそのまま死んでいくセミの生涯もむごいものだと感じたのです。

 すぐにホウキで掃いてゴミ袋に入れるのも気が引けて、せめて上向けにしてあげて日陰に移してあげました。

 するとびっくり、手足を動かしたではありませんか・・。もっとも、かすかにであり、死んでしまうのは時間の問題でした。

 「そうだよなぁ・・」
 
 などとつぶやきながら、所用で出かけて数時間後に帰ってくると、やややっ、今度はどこにもいません。見当たりません。どこにもいないのです。

 「うっそー!!」

どうやら、なんとか地面で羽を伸ばして、どこかへ飛んで行ったようです。

 「凄過ぎ!!!!!!!」

 何日生きられるか、木の汁を一回でも吸えたかどうかも分かりませんが、とにかく嬉しくて仕方ありません。

 自然の過酷さを考えてばかりだったので、改めて自然のすごさを思い知らされた気がします。

 みんながんばれーーー!

スポンサーサイト
出来事 | コメント(12)
コメント
No title
私宅は大きな屋敷森のあるお宅のそばにあるので蝉の羽化は良く見えるのですが夜なのであまり見ないのです
ただ鳴き声だけは凄いですが今年はまだわずかです、これも暑さの勢でしょうか?
先日ちょと驚いたのですが3~4才の子供をつれた30歳前後のお父さんがお玉じゃくしを入れたペットボトルの中に1匹いるボウフラをめだかの子供だと思っていたという方に出会いました。それは蚊の幼虫のボウフラだよとおせっかいを焼きましたがここまで自然を知らないのだとチョト驚きました。


























No title
脱皮失敗ってあるんですね。
想像したこともありませんでしたが自然界には当然そういうこともあるんですね。
私達だって無事に生まれてきたのはすごいこと。
それにしてもショウゴさんと玄関先で出会った蝉さんにとって人生の転機、お日様の下、木陰で1日でも生きていてくれたらうれしいです。
案外8日間蝉の人生をまっとうするかもしれない。そう思うともっとうれしい。
No title
たとえ、小さな命でも、短い命でも、生きることへ、なにか出来たときはうれしいですね。
その感動、わかり、とてもうれしいです!
脱皮
初めてコメントします
あまり嬉しくてよかった~と言う気持ちでいっぱいです。自然は強いですね。☆
ハピー後期高齢者 さんへ
そう、意外と身近なものでも自然体験したことのない方って多いですよね。
かくいう私も、実はセミの脱皮を見たのは昨年が初めて。今回で二回目です。ははは。
おゆきどんさんへ
命のはかなさと命の尊さを思わされます。
ほんのちょっとの違いで、まるで正反対の寿命・・。
セミ一匹の命もありがたいものなのだなと思わされます。
ami さんへ
ほんと、感動そのものです!!
モモママ さんへ
はじめまして。
コメントありがとうございます。
私も嬉しくって嬉しくって、とても感動しました。
No title
こんにちは、ご無沙汰しております。

ブログにもアップしてあるんですが、蝶の脱皮が失敗した状態を目撃しました。不思議な感覚でしたが、蝉でもあるんですね。

命あるものすべて自然のままなんですね。

ありがとうございます。
生きるも死ぬも紙一重。与えられた環境のナカで精一杯 生きて逝くんだと。

生を完結させるのは 死。 肉体の死。 だけどそのひとつの死は廻りを生かす術になる そうオモウです
人間だけだよ。廻りを壊して奪っていくのは
柳宏さんへ
脱皮の途中で、アリにたかられるだけでもダメになる場合があるそうです。
自然って厳しいし、すごいですね。
ゆう。 さんへ
コメントを読ませていただいて、
シルバスタインの「大きな木」という絵本を思い出しました。

管理者のみに表示