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病みつつ生きる

2015年07月02日
何の花

 アルベール・カミュのこの言葉が好きです。

 「重要なのは、病から癒えることではなく、病みつつ生きることだ」

 人生、嫌なこと、回避したいこと、辛すぎることがいっぱいあります。

 努力や根性で撥ね退けられるものもあると思いますが、全部が全部そうとは限りません。

 背負っていかなければならないものがなんと多いことか・・。

 もし、反対に、悩み苦しみが無いとしか思えない人がいたとして、でも、それは第三者から見た想像であって、当の本人にしてみれば、苦悩だらけだよと言うかもしれません。

 “どんなにお金や地位があり、美貌や才能があっても悩むことは山ほどあるさ”と、バリバリ反感を買うようなことを言われたとしても、くるしい現実はその人にとっては事実だと思います。

 言い換えれば、どこまで満たされても、人は苦悩を抱えるということです。

 “これが手に入れば幸せになれるに違いない”とか、“この障壁さえ取り除けられれば幸せになれるに違いない”とか、人は考えがちです。

 もしそれが叶ったとしたら、その時は本当に幸せを感じるかもしれません。

 でも、それはその時限りのもので、また新たな苦悩や障壁が立ちふさがります。

 ♪行けども行けどもただ砂原 (「讃美歌21」 437番) 状態です。

 幸せって、何かを手に入れるとか、何かを無くすことで得られるものではなく、もっと別の視点が必要な気がします。

 私はいろんな人から、その人なりの気付きの視点を伺わせて頂くのが好きです。

 へたな神学書を読むより神学している気がします。

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思ったこと | コメント(4)
コメント
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鍵コメントさんへ
ほんと、薄紫で滅多にない美しさでした。
一日の終わりに反省の思いがこみ上げてくる・・。
人生ですね。
そして、また日は上ります。
日々新しく生かされていることを感謝したいものです。
No title
以前、私は世の不条理により苦しみを感じさせられたとき、
この聖句を思い出していました。

 苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。
 私はそれであなたのおきてを学びました。

でもその後、幸せとは何かを手に入れたり、もしくは問題を解決したり、
あるいは神のご意思が地上に実現することで得られるものではなく、
(御心が行われますように。天におけるように地の上にも。)
今のままの状況のままでも幸せは感じられると思うようになりました。

ですので、この言葉に同感します。
>幸せって、何かを手に入れるとか、何かを無くすことで得られるものではなく、>もっと別の視点が必要な気がします。


>私はいろんな人から、その人なりの気付きの視点を伺わせて頂くのが好きです。
この言葉に励まされて自分の考えを書いてしまいました。
☆バーソ☆ さんへ
コメントありがとうございます。
詩編119編71節ですね。
それに、主の祈りの一節。「御心が行われますように。天におけるように地の上にも。」
☆バーソ☆さんが深く思いを巡らしつつ、真摯に人生と向き合って生きておられるのを感じます。
短絡的でもなければ浅くもない、別の視点を見出された方の凄みを感じます。
ありがとうございました。

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