栗と人

2015/09/08 Tue 18:13

くり

 学生時代、拾ったイガ栗をひょいと友達の背中に載せると、

「ヴあ゛ーーーーーーっちっちっちーーーーー!!!!!」

 と、叫ばれて焦ったことがあります・・。

 そこまで痛いとは思っていなかったので、大変申し訳ないと反省しましたが後の祭りです・・。

 しかし、栗って最も食べにくい果実ではないかと思います。

 トゲトゲの木の先にあるのでタラの芽も食べにくいと思いますが、あれは果実ではないので除外します。

 まず、あのトゲトゲです。底の頑丈な靴でしっかり踏んで、力を入れながら上手に踏みつけた足を左右に動かさないと取れません。

 農家の方は専用のごっついゴム手袋でイガを取るみたいですが、素人は靴ですね。

 しかし、そしたら今度は硬い殻です。切れ味の良い包丁で剥きますが、下手をすると手を切ってしまいそうで気を抜けません。

 イガクリ坊主とかいう専用のハサミもあるようですが、一年に一回有るか無いかのために1000円前後の出費は控えたいのが人情です。

 しかし、ご存知のようにそのまま食べることはできなくて、何らかの調理をしてやっと口に入れられます。

 実に厄介な季節の果実です。

 でも、人の心もこんな栗に似ているような気がします。

 肩に力を入れて二重三重に身を守ってる姿は栗そのものです。

 優しく包み込もうとしてくれている人の手さえも傷つけてしまう・・。

 逆にガードの固さで人を受け入れにくかったり・・。

 そういえば、イガが自然と取れるのは、茶色く育ちすぎてから。

 年輪を重ねて穏やかになるのも同じですね。

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思ったこと | コメント(2)
コメント
言い得て妙な…とはこのこと と思いました^^
それだけ繊細でデリケートなのですよね 心 とはuu*
NORI さんへ
繊細ですよね~
そういえば“桃”みたいな方もおられますね。

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