冷静な判断は麻痺する
2017 / 04 / 05 ( Wed )
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 我が家のトイプードル。

 1歳とちょっとの若い女の子。

 家族みんなで可愛がっているので、散歩も複数人で行くことが多く、全員で行くこともあります。

 ところが、先日、時々皆で行く富田の“富双海浜公園”に、何の気の迷いか、私一人で行ってしまいました。

 慣れというのは恐ろしいものです。

 以前は「トイプードルを連れて出歩くのは恥ずかしい」などと言っていたのが嘘のようです。

 カバンも(トイレの始末をする道具を入れた)ちゃんと持って、いざ出発。

 いつもリードを持つのも、トイレの始末も分担していたので、それを一人でするというだけの話。

 何の問題もありません。

 むしろ颯爽と、愛犬と二人でいつもより自由気ままに散歩できます。

 潮風も心地よく感じます。

 ところで、この富双海浜公園は犬の散歩に来られる方が多いのですが、皆さん総じてマナーが良く、お互い気さくに談笑できます。

 とにかく、感じの良い飼い主さんが多いのです。

 しかし、普段通り、挨拶したり話しかけたりしていると、反応がいつもと違います・・。

 「きゃーっ、なんて可愛いワンちゃんなの---っ!!」

 「ええーーー、すっごくカワイイんですけどーーー」

 ほめて頂くのは嬉しいのですが、テンション高すぎます。

 いつもなら、フラットなトーンで「可愛いですね。おいくつですか。」というような反応なので、今日に限って出会う人で会う人テンション高いなー、どうしたのかなー、いつもと違う人たちが多いのかな、とか思っていましたが、前にも会ったことのあるご夫妻もやっぱりテンションが高いのです・・。

 家に帰って、妻にそのことを報告したら、「そんなの簡単な理由よ」とのたまうではないですか・・。

 「えっ、なんでなの?」

 「いい歳したおじさんがこんな可愛いワンちゃんを連れてるから、そのギャップよ。」

 ああ、なーるほど。

 妻がカワイイ服も着せてるしね。

 何ごとも慣れっこになって、違和感に気付かなかったということですか・・。

 「トイプードルを連れて出歩くのは恥ずかしい」と言っていた頃は偏見があっておかしかったのではなくて、あの頃の方が冷静で正しかったのね・・。

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